第12章 幼馴染からの脱出 12
れな「今更も何も、この短期間で20人から好きになられるって単純に凄いなぁと思って」
美稀「それはそうね。まずは何と言ってもあのルックスでしょ!」
れな「あのルックスって?」
美稀「えっ?!そこから?れなはさぁ、小さい頃から見てるから何とも思わないかもしれないけど、あの完成度はレアものよ!笑顔も素敵だから、身長があまり高くないってのは、あまりマイナスにはならないかもね。しかも、凄くおしゃれだし!」
有岡「前に言ってたよね。自分磨きしてるって」
美稀「うん!だから、涼介さんと接点がない子はここから好きになっちゃうよね」
れな「そうなんだ」
美稀「そんでもって、涼介さん話上手だから、接点もあって会話も出来る関係の子だと、更に引き込まれちゃうよね。全くチャラさはないから魅力的なメンズだと思うよ!」
れな「そうなんだ」
美稀「そんなメンズから愛される人ってどんな人なんだろ〜」
そう言いながらチラっとれなを見る美稀。
有岡「だよな!イケメンで、頭も良くて、人柄も良いって完璧じゃん!」
れな「そうなんだ」
美稀・有岡「って、さっきから「そうなんだ」しか言ってないし(笑)リアクションうすっ!」
れな「そう聞くと、凄い人に思えてきた(笑)」
有岡「そう言う久枝も実は狙ってるとか?!」
美稀「ぶぶー!私は他に好きな人いるもんね〜」
有岡「誰だよ?!俺の知ってる人?」
美稀「知ってるかな。でもまだ教えないよん。彼氏として紹介出来る時になったらね!」
有岡「まじ?!」