第12章 幼馴染からの脱出 12
れな「ただいまー!」
涼介「遅いっ!夕飯もう出来てるよ」
祖母「おかえり。今日は涼介君が作ってくれたのよ」
れな「へぇ~、凄く大きな金目だね!あっ、今朝おばあちゃんが煮付け食べたいって言ってたから?」
涼介「まーね」
れな「涼介優しい〜ありがとー!」
涼介「お、おう///」
れな「あらら、涼介君ってば照れちゃって〜」
涼介「別に〜照れてないし!」
祖母「仲が良くてよろしいこと」
れな・涼介「///」
涼介「ほら、冷めないうちに食べよ!」
祖母「はいはい(笑)」
れな「煮付け美味しい〜!涼介すごーい!」
祖母「涼介君、本当に美味しいわ。ありがとう」
涼介「こんなんで良かったらいつでも作るよ!」
れな「あのね、二人に話があるんだけど。。。明日からバイト始める事にしました。今日はその面接だったの」
涼介「何でバイトなんか」
れな「夏休みに海外旅行行きたいし、お小遣いくらいは自分で稼ごうかなと。。。」
祖母「大学生なんだからバイトくらいはいいけど、どんなバイトなの?」
れな「カフェのウェイトレス」
祖母「楽しそうね!社会勉強も大切だし、勉強に差し支えない程度なら私は賛成よ」
涼介「じゃ、俺も客として通おうかな〜」
れな「涼介は絶対ダメーー!」
涼介「え〜何で?!」
れな「何でって。。。何でも!」
涼介「怪しいなぁ」
れな「何も怪しくないから!ただ、身内がいると恥ずかしいし」
涼介「まぁ、そこまで言うなら遠慮してあげるけどさ」
れな「という事で、明日からバイトの日は夕飯はいらないからよろしくね」
祖母「頑張りなさいね」
れな「はーい!ありがと!」