第11章 幼馴染からの脱出 11
涼介と待ち合わせしているカフェへ着いたれなは、店内を見渡し涼介を探す。
涼介「れな!こっち!」
れな「お待たせ!何か今日暑いね〜。アイスティー飲んでからでもいい?」
涼介「あぁ。確かにゴールデンウィークくらいから暑くなってきたよね」
そう言いながら、涼介が店員をつかまえて注文をしてくれた。
れな「今日は服を買いに行くんだよね」
涼介「最近何かと忙しくてさ、全然服買ってないんだよね〜。れなが夏服選んで!」
れな「ホント?!涼介って背が低いのが難点だけど、結構何でも似合うから選ぶの楽しそうー(笑)」
涼介「なにー!!背が低いは余計だっつーの!」
れな「あはは!ごめん、ごめん(笑)」
そして注文したものが運ばれてきた。
れな「ん、これ涼介が頼んだの?!」
涼介「そう。れな、アップルパイ好きだから食べたいんじゃないかと思って頼んだ!」
れな「嬉しいーありがと!しかも、温めてあるアップルパイだ〜」
涼介「冷たいアップルパイはあまり好きじゃないもんね、れなは(笑)」
れな「結構好みの味してる、美味しい〜!涼介も食べてみてよ!」
涼介「んじゃ、一口もらおっかな。。。んーうまい!」
れな「でしょ!意外と近くに好みの味があったのね(笑)家から近いから駅前でカフェに入る事なかったし」
涼介「だね!でも、買い物の時間なくなるから、食べたら行くよー」
れな「はーい!」