第2章 幼馴染からの脱出 2
正門をぬけると、模擬店がたくさん!
たこ焼き、オムそば、からあげ、フランクフルト、パンケーキ、ワッフル、クレープとか、女子が好きそうなスイーツ系も充実してる!!
実はれなはワッフル大好き!
涼介の母からベルギー土産でもらった、本場のワッフルを食べて以来好きな食べ物になっている。
涼介の母がベルギーに行くたびにワッフルの素を買ってきてくれるので、ワッフルメーカーも買って家で作ったりしている。
お昼前だし、腹ごしらえしてから回ろうという事になり、それぞれたこ焼き、オムそば、パンケーキを購入してシェアした。
そーいえば、朝、涼介に××時にメインステージに来い!と命令されていたのを思い出し、れなは二人をメインステージに誘った。
パンフレットを見ると、何やらその時間はバンドのライブらしい。
バンドとか興味ないのにな〜と思いながら行ってみると、すでにかなりの観客がいたので、入り口に近い端の方で待っていることにした。
美稀「ね、ねっ!バンドとか興味あったっけ??」
れな「実はさ、これを見てって在学生に言われたんだよね。。。」
美稀「へぇ〜、そーなんだ。でも、人凄いから人気あるバンドなんだろうね。」
そんな事を話していると、時間になったのか、前の方の女子たちがソワソワし始めた。
あっ、誰か出てきた!
楽器を持った数人がステージに出てくると、歓声が湧いた。
その後に、ボーカルらしき人が出てくると、今まで以上に歓声が大きくなった。
何、何??と、その登場人物を良く見てみると。。。
えーーーー!!ボーカルってまさかりょーすけ???