第10章 幼馴染からの脱出 10
そう言うなり一瞬で体制を逆転させ、今度はれなの上に覆いかぶさり、れなの顔の上に涼介の顔がくる。
レースカーテン越しの月明かりに照らされた涼介の表情は、怒っているのか喜んでいるのかれなには読み取れなかった。
れな「涼介、ちょっと待って!」
涼介「聞かなーい」
れなの訴えは無視して、れなの首筋にキスをする涼介。
れな「んんっ。。。ねぇ、私何かしたっっ?!」
涼介「れなさぁ、焼きもちって知ってる?」
れな「?!」
涼介「普通、好きな女が他の男と出かけるのは嫌なもんなの!」
れな「でもぉ、ゆっ侑李。。。くんっだよ?」
涼介「知念がれなの事好きなの知ってるから、尚更やだ」
涼介のキスは首筋から耳、そしてれなの唇まで伸びてきて、そのまま強引なキスをしてきた。
れな「んっ。。。あぁん。。。んんーー!!」
キスしながら、涼介の右手がれなのショートパンツの中に入ってきて、更に下着の中にまで侵入して敏感な部分を指で撫で上げる。
れな「ひゃあっ!!涼介だめぇぇ。。。あっああっん」
もっとも敏感なポイントを続けて刺激されると、れなは足をもじもじとさせ始めた。
涼介「だめって顔してないけど?!」
れな「あっあっ、んぁあ。。あぁん」
体中を走る刺激に耐えるように、れなは枕の両端を握り締めながら吐息を漏らす。
れな「りょーすけ。。。なんっか、そこ。。。あっあつぃ。。んんっ」
涼介の指の動きが早くなるにつれて、れなは快感に息が荒くなる。
涼介「大丈夫だよ。れな、俺の首に手まわして。。。」
涼介に言われるまま、れなは両腕を涼介の首にまわして抱きつく。
涼介「れなのここ、すっごくトロトロだよ」
れな「いやぁ、言わないでぇ。。。あぁぁぁぁぁぁんっ」
涼介にしがみつき、耐えきれず大きく体をのけぞらせてれなは絶頂を迎えた。