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(R18) Moulin Rouge (HQ)

第11章 xxx 10.指名予約



 彼に言われたとおりに中指にサックを付け替えて、再度、いやらしくテラついた彼を侵していった。

 指が根元まで埋まったら、次はいよいよ前立腺の刺激だ。

 陰茎の裏側あたりを押すようなイメージで、そっと、優しく。ちょうど第一関節を折るようにすると、そこにぷくりとしたシコリを感じる。

「んっ、……ぁ、そこ」

 きゅう、堅治のナカがきつくなった。

 ちゃんと場所を当てられたことで、妙な克服感と喜びが込みあげる。これじゃ本当に彼のペットだ。

 ご主人さまがきもちいいと、私も、嬉しいの。

「もっと、……して、あっ、ん」

 タオルケットに頬を付けてよがる堅治は色っぽくて、彼のそんな姿に、私の奥がグズグズと熱を上げる。

 ご褒美を待ちわびるペットは健気に、ひたむきに、主人を満たそうと努力するのだ。

「ひ、ああっ、ん……っ!」

 くちゅっぷちゅ
 粘りのある独特な音が響く。

 堅治の前立腺を指の腹でひっかくように押して、緩急をつけて、時々指を前後させる。

 女性がされているのより、かなり穏やかな愛撫だが、彼の芯熱は着実に高まっているようだ。

 ひときわ堅治の襞がキツくなって、四方から指を締めつける。

 彼を襲うのは甘美な、絶頂感。

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