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(R18) Moulin Rouge (HQ)

第4章 xxx 03.新規一名



 ぬめりを増した互いが密着して、絡み、こすれる。ぐちゅぐちゅと音が鳴れば背筋が震え、言いようのない快感が突きぬけた。

「あんっ、ん、孝支ぃ」

「ああっ……マリン、俺、もう」

「でちゃう……っ?」

「ん、うん……イッちゃう」

 キスを離しては、名残惜しそうに。またひとつ唇を重ねて、彼の芯熱は上昇していく。

 荒くなった息が熱い。
 私を抱く腕が、熱い。

 キツく抱きしめられて揺さぶられ、それがさらに激しくなった。

「う、あっ……出る……!」

「んっ、いっぱいちょうだい」

 感じるのは小刻みな痙攣。それから、噛み殺すような孝支くんの呼吸だ。射精された白濁が抱きあう私たちの腹部を濡らしていく。

「はー……頭ぼうっとする」

「ふふ。きもちよかった?」

「こんなに喘いだの、初めてだ」

 腕の力をゆるめて気怠げに微笑む彼は、照れたように言って触れるだけのキスをしてくれた。

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