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(R18) Moulin Rouge (HQ)

第4章 xxx 03.新規一名



「え、ちょ……ひ、ああっ」

 驚いて逃げようとする孝支くんを制止して、彼に馬乗りになる。ショーツを脱いだ私自身と彼の陰茎を、ぴたりと合わせるようにして腰を落とし、ゆっくりと前後に動かした。

 世でいうところの素股である。

「なに……っこれ、どうなってるの?」

「マリンと孝支のを擦りあわせてるの。挿れてるみたいで、えっちだよね」

「ん、すげえ、いい……俺すぐイッちゃう、かも……っ」

 上気した頬に深い吐息。
 物欲しげに伸びてきた腕に身をかがめて答えると、ギュッと抱きしめられて耳元で囁かれる。

「なあ……キスして」

 低く男らしい声だった。
 びっくりして顔を離すと、熱っぽい視線を投げかける彼。

「……んっ、は、あっ」

 唇を合わせると、キスの隙間からどちらのともつかない嬌声が漏れる。孝支くんの腰が下から突き上げてきて、本当にセックスしてるみたい。

 私から出てしまった愛液が彼に絡みついて、部屋に一際いやらしい水音が響いた。

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