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(R18) Moulin Rouge (HQ)

第16章 xxx ending √1:TORU



 中心にある蕾はぷくりと膨れ、淡い桃色になって俺を誘う。舐めたい、なんて、今まで思ったことなかったのに。

 小指の先よりも幾分小さなそこ。ゆっくり、ゆっくり、唇を近づけていく。

 やばい。すげえ、緊張する。
 全身が心臓になったみたい。

「ひ、あっ……!」

 触れさせるだけのキスをした。それだけで、カオリの腰が大きく跳ねる。あ、すごい、入口からなんか溢れてきた。

 とろとろの粘液を指で絡めとる。
 指の腹を擦り合わせると、ヌチュヌチュといやらしい音が響いた。

「すごい……えっちな愛液、ほら」

 悪戯っぽく囁く。

 たちまち彼女の顔が羞恥に染まって、むくり、俺のナカで欲が頭をもたげはじめる。

 もっと濡らしてあげたい。
 もっと淫らな顔が見たい。

 湧きあがる熱に浮かされて、深く、深く、カオリ自身に唇を重ねた。蜜で溢れるそこを舌先で舐る。舌に浸した愛液を蕾に塗りつける。

 そのまま口内に含んで蕾を転がすと、彼女はますます身を捩って乱れていく。溺れていく。

「あ、んんっ……そこ、あっ」

「俺の舌、きもちい?」

「んっ、うん……きもち、い」

「じゃあこれは?どう?」

「あっ! ん、やぁぁ……っ」

 誰にも聞かせられないエッチな会話。彼女の好きな突起を咥えたまま、中指を火照った体内に侵入させていく。

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