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第1章 第一章


自分の前職、それは特殊工作員。言わばスパイだ。

孤児院で十才の誕生日をその日「日本を救う仕事をしてみないか?」とサンタクロースの様に立派な髭を生やした男に俺は誘われた。

「なんかそれ、かっこいいかも」そう思い、Yesと即答した俺は次の日から松江城近くのスパイ訓練施設へと連れていかれ、スパイに成るための訓練が始まった。

体術や銃術などの様々な武術。それに加えて一般的な勉強や外国語、食事のマナーまで訓練施設でみっちり教えられた。

ちなみに訓練は某スパイ映画ら某小説の様に超過酷…ではなかった。どちらかと言えば教官全員がもの凄く優しくて(怖い時もあったが)皆が自分の子供の様に俺に接してくれた。

そうして俺はかなり恵まれた環境の中で学びながら小学校を卒業し、中学校入学と共に晴れて一人前まではいかないがスパイとなった。
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