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第1章 第一章


「ちょ、加州。海苔取って」

「え? あ、うん。分かった。」

俺は海苔入り一斗缶を加州から貰うと 「まぁまぁ」と三人の間に割って入る。だが

「主は黙っててくれ。主みたいな精神図太い奴には分からない事なんだから」
「そうだぞ主。御主の様に雅でない者には我らの気持ちなど分かる訳な…」

「悪かったな雅じゃなくて!!」

そう言うと、言いたい放題の三人の頭を一気に一斗缶で殴る。気持ち良いくらい一斗缶は凹んだ。(刀剣男士は全員石頭である)」

「痛いじゃないか主。だから戦闘狂だと言われ…」

「煩い鶴丸!!」

痛みから立ち直っても尚文句を言う鶴丸に今度は背負い投げを喰らわせる。一応受け身はしていたが畳の上で目を回していた。

鶴丸が生きていることを確認すると固まっていた二人に、大きく深呼吸してから命令する。

「お前ら、そこに直れ!!」
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