第23章 クリスマスにならない(ぐだぐだ)ー暁ー
「……オメェマジ砂に行けよ。我愛羅とクリスマスすりゃいいだろ?うん?何でここにいんだ?間違ってっぞ?競馬のあぶく銭でクリスマスしてオイラん頭で書き初めしてる場合じゃねえだろ?ジャンジャン一族と絆を深めて来いよ、うん?」
「……だってあン人達、クリスマスは三太が来るっつって九時就寝だし、年末年始はドラえもんとしんちゃんの永久ループするってんだよ?クリスマスは九時に終わんねえし年末は笑ってはいけないといく年くる年だろ!?ドラえもんとかしんちゃんとか観ながら蕎麦食いたくねんだよ、アタシは!ごーんって鐘の音聴きながら食うもんだろ、年越し蕎麦!?フライング初詣じゃん!?凍えた坊主じゃん!?違うの!?」
「何だ、クールジャパンか、うん?」
「馬鹿野郎!クールジャパンったらドラえもんとしんちゃんだってナポリタンだって三太だってクールジャパンだ!クールジャパンでもクールジャパンのジャンルが違うだけでクールジャパンなんだ!わかるかおいィィ!?」
「あのよ、いまいちわかんねえしどうでもいい。オメェが黙ってくれんなら何だっていい。うん」
「ジブリのラピュタだってクールジャパンだぞ」
「馬鹿野郎!あらクールジャパンじゃねえ!!ホットジャパンだろ!?あれ見て胸がアツくなんねぇヤツァ人間じゃねえ!鮫か傀儡だ!うん!!!」
「……」
「……」
「…あーあ、個人攻撃しちゃって、バッカだネー。鮫と傀儡がこっち見てっぞ?どうすんだ、筆」
「今ン一言でオメェも見られちゃってるからな。オイラの心配してる場合じゃねえぞ、ザマみろ、うん?」
「あらら、ダラッダラの心配なんかした事ねえですよ?何だその地球最後の日にハーレムでモテる気でいる童貞並みの思い込みは」
「言葉の綾だ!気持ち悪ィ!我ながら気持ち悪ィ!!オメェに心配されるとかマジ気持ち悪ィ!!」
「何だ、また腹にバハムートが降臨したか?オメェの腹はホントミラクルだな。吐くんなら厠行けよ。ここにゃゲロの世話してくれる委員長はいねえからな。」
「吐かねえよ!言葉の綾だ!うん!!」
「…あやとりしたいなら交ぜてあげるわよ、デイダラ」
「うむ」
「あまり気は進まないけど」
「うむ」
「頼んでねェし、気が進まねぇなら黙ってろよ、小南!うむうむってどんだけ尻に敷かれてんだ、こらリーダー!しっかりしやがれ、うん!?」