第2章 ~恋~
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「じゃ、俺先帰る」
そう一言残してすぐ帰ってった和くん。
いつもは待っててくれるけど、
いつまでも甘えているわけにもいかなくて
うん。とだけしか言えなかった。
図書室へは、言われた時刻に来たけど誰もいなくて
しばらく、そこらへんにあった本とか雑誌とかを読んで時間を潰していると
ガラッ
「あ!おまたせ明日香ちゃん」
爽やかな好青年。
って言葉がぴったりと当てはまる翔君が小走りでやってきた。
「フゥ……結構待った??」
そうやって顔を覗きこんで微笑む彼はほんとにかっこよくて
「ううん!全然」
って。少し顔が赤くなるのがわかった
「そっか、ならよかった笑」
照れくさそうに下を向いて笑う翔君もすごい絵になるなあ。