第1章 ~春~
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「はあ?!にの来ないと話になんないだろーがよ!」
トウ!と和くんの頭に馬場チョップを食らわした雅紀君。
「いてーよ!それに俺は虫が苦手なの!んなとこ行かねーよ」
頭を押さえながら文句をブツブツ
これじゃ、雅紀君が可哀想だ
「男気ないな~、
女の子なんてみんなチョウチョ好きなんだよ?
にの恥ずかしいね~」
”ね!明日香ちゃん。言ってやってよ”
そう雅紀君に降られたけど
正直言ってチョウチョは苦手なわけで
和くんの言ってることが私と同感なわけで
でも、雅紀君が可哀想で救ってあげたいのは確か
「和くん、チョウチョ可愛いよね?ね?
モンシロチョウなんて穏やかだし、ね?」
これには和くんも、びっくりしたような顔になって
「う、うん。。」
と一言。
お陰で雅紀君は大喜び。
私と和くんは悪寒がするのでした。