• テキストサイズ

好きやから

第1章 出会い


にじとシャボンだまの ゆめみたいなじかんのあと ぼくたちは たくさん はしりました

たくさんわらいました

たつも たくさんたくさん わらいました

たくさんたくさん わらったあと きづいたら たつは しんちゃんと てをつなぎながら うたをうたってました

ぼくは たつがしんちゃんと てをつないでるのをみて ちょっとだけ かなしくなりました
むねのなかが チクンとしました
しんちゃんやなくて ぼくと てをつないでほしいのに…ておもいました
ちょっとだけ ないてまいました

『なに、りゅーちゃん、しんちゃんにヤキモチやいてるん?』
すばるくんが うしろからぼくにだきつきながら いいました
『…ヤキモチて なに?』
ぼくは すばるくんにききました
『…よぅわからんけど…いいなぁ、いいなぁって、たくさん思うことや』
きみくんが ぼくのまえからだきつきながら いいました
ぼくは このむねのなかがチクンとするんが ヤキモチやとおもいました

ぼくは すばるくんときみくんにサンドイッチされて かおがニコニコしてきました
『あ、いつものりゅーちゃんになった♪』
『ニコニコすれば、だいじょうぶや♪』
すばるくんときみくんが ニコニコしながら いいました
ぼくのむねのなかのチクンが なくなっていきました
/ 17ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp