第1章 出会い
『りゅーちゃんたち、こっち、こっち!』
すばるくんときみくんが ぼくたちふたりを こうえんのおくに つれていきました
すすんでいくと とつぜん すばるくんときみくんが ぼくとたつの めをかくしました
『ごめん、少しじっとしててな』
『じゃあ、そのまま目ぇつぶって20数えててな、目ぇあけたらアカンで』
ちょっとこわかったけど たつと てをつないで めをつむったまんま 20かぞえました
『そしたら、ゆっくり目ぇあけて!』
きみくんが いったので ふたりでゆっくり めをあけました
『…!』
ぼくたちのめのまえに おおきな おおきな にじがありました
シャボンだまも たくさん とんでました
『……うわぁ……』
たつと ぼくは てをつなぎながら みとれてまいました
よくみると きみくんと すばるくんと しんちゃんが にじと シャボンだまをつくっててくれました
たつは つないだてを たかくたかくあげて おおはしゃぎ してました
ぼくは、しあわせで からだじゅうが ハートでいっぱいに なりました
うしろにいた おおくらのおばちゃんは ぽろぽろなみだをこぼしながら てをたたいてました
『おばちゃん なんで なくん?』
て きいてみると
『こんなきれいなもん見せられて、感動せんでいられる?すごいわ、あんたの友達…』
っていって こんどは たくさんないてしまいました
ぼくは おばちゃんがたくさんないてしまったから なんかおばちゃんに いじわるしたんかなって きになって きになって きになってしまいました