第2章 第二章 成長
入学しきから1か月たった。
さかあがりのれんしゅうを はじめていっしょにやった日から、しょーちゃんたちも いっしょに学校にいくようになった。
しょーちゃんと女の子のいえは、つうがくとちゅうに となりどうしでたってるから、いままで とおりすぎてたいえに ピンポンしてからいくのと、そのてまえのじゅうじろで りょーちゃんとまちあわせるのがふえた。
このときから、ぼくたち8人は、いつもいっしょにいるようになった。
かわったのは、にんずうだけじゃない。
ぼくはしょーちゃんと、たつはりょーちゃんといっしょにおることがふえた。
べつにたつがきらいなわけやない。
たつもぼくがきらいなわけやない。
いまでも、たつと2人だけであそぶし。
ただ、たつはりょーちゃんと、ぼくはしょーちゃんといっしょにいることがたのしいだけ。
ホンマにそれだけ。
いまでも、たつとぼくはなかよしのともだち。
うん、きっとそう。