第4章 『3.料理』
ウィル「取り敢えず材料はそろったね!」
(えっと、生魚と飯を手で握るんだっけ…。
んー、美味しいのか?)
クラピカ「そうだな。」
ゴン「取り敢えず、つくってみようよ!!」
レオリオ「そうだな!」
私達は各自に割り当てられている調理場へ行きそれぞれ料理を始めた。
レオリオ「できたぜ!」
そう言って先ず完成させたのはレオリオだった。
ゴン「え!すごいレオリオ!」
ウィル「早いね!」
ゴンと私はレオリオが作ったスシを見に近寄った。
が、皿にもられていたのは
おむすびのような酢飯の団子に小魚が丸々突き刺さっているものだった。
ウィル「え、これ美味しいの??」
(魚丸々だよ?内臓すらとってなさげですが!?)
ゴン「これがスシ?」
と、レオリオ作のスシを見た瞬間に表情を曇らせた私達。
レオリオ「うるせ〜!取り敢えず俺はコレだ勝負してくるぜ!」
意気込んでレオリオは試験官の元へとスシを運んで行った。
レオリオ「これがスシだ!」
(もらったぜ!)
自信満々にレオリオはさらに被せていた蓋を外した。