第4章 『3.料理』
クラピカ「先ずは豚を見つけなければならないな」
ウィル「うん、私達も行こう!」
他の受験生と同様に私達も森へと入って行った。
しばらく森の中を探していると少し離れた所からズドンという音がした。
そして、その原因らしきものの足音がこちらに向かってきてると気づきその方向を見たら鼻が物凄く肥大化した豚がいた。
ウィル「豚いた!!」
(さっさと仕留めるか!)
レオリオ「でけぇ!!」
(こんな豚いんのかよ!)
しかも、気性が荒い様で凄い鼻息を立てながら此方に突っ込んできた。
ズドンッ‼︎
メキ…ミシミシ………バタン
私がひらりと避けたことで豚は見事に目の前の樹木に激突したが、やられたのは豚ではなく樹木の方だった。
ウィル「…あの鼻頑丈すぎでしょ…」
(…弱点がどっかにあるんだろうけど探すのめんどくさいな…)
そんな事を考えながら豚の攻撃をかわした瞬間、私は豚の横っ腹に右足で空中に蹴り上げ、最後に左足で空中に打ち上げられてる豚の心臓ら辺を目掛けて踵落としを食らわせた。
豚は強打を連打で食らったお陰で見事に気絶状態になった。
ウィル「よしよし、死ななかったみたいだね。」
(これで新鮮な肉は手に入ったね)
私はみんなの様子を豚を縛りながら見ていたら、ゴンが豚の弱点を見つけた様で、他もそれに見習ってそこを狙い仕留めていった。