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【R18】夜行列車は逆ハー行き

第1章 傷心旅行




「良くないです!替えの服はありますか?」

男性は私を担ぎ上げ、おもむろに乗客車両へと向かう。

「部屋番号どこですか?」
「え、え、え、」

突然の出来事に脳内処理が追いつかない私は、いまだにこの状況を理解できない。


「ここですか?」
「は、はい!」

偶然にも男性がたどり着いた所が私の個室だったので、そこで彼は私を降ろした。

「早く脱いでください」

着色してしまったワンピースを脱ぐよう促される。

「洗うんで、早く!」

男性は腕まくりをして、洗面所に水を張った。


「ぬ、脱げってどういうこと…」




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