• テキストサイズ

【R18】夜行列車は逆ハー行き

第8章 会いたくない




「夏海ちゃん〜!」

席を探す私に手を振る結城くん。

「あ、」

四人掛けのテーブル席には、結城くんと向かい合って吉野さんが座っていた。

「 おふたりともどうして…?」

昨夜のことを考えると、どうにも納得のいかない組み合わせ。


「意気投合ってやつっすかね?

まー共通の知り合いがいたって話っす」


吉野さんは黙ってコーヒーをすする。

否定しないということは、そういうことなのかな。


「夏海さんもご一緒にどうです?

と言っても、俺達は食べ終えてしまいましたが」

「いいんですか?では…」


結城くんと吉野さん、二人の隣が空いている。

…この場合、どちらに座るのが適切なんだろうか?




/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp