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【R18】夜行列車は逆ハー行き

第8章 会いたくない




ベッドに横になると、心地よい眠気が私を覆う。

たくさんの羊達に誘われ、私は眠りに落ちていく。

深く、深く、遠く、遠く。

きっとこのまま朝がくるんだ。

朝がきたら、レストラン車両に行って、豪華な朝食を食べよう。

朝風呂もいいな。

この列車って、一週間かけて往復するから…。

1日目…長かったような、短かったような…。

とにかく色々ありすぎた。


「夏海…ごめん」

「たかが3日で乗り換える程度だったってことよ」



夢の中では、元彼とその彼女…元親友の有香が私を見下ろしていた。

まどろみの中、確かに感じたこと。

私は未練なんてないんだから……。





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