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【R18】夜行列車は逆ハー行き

第6章 調教の成果(邪魔された)




「服、着ててください」

私は、待たせては悪いと思い、ロングコートだけを羽織って扉の前に立つ。

大丈夫、よね?

きっと乗務員さんか何かだ。

「はい?」

キーッと重厚な音が響き、背丈の高い男の人が現れた。

凛とした目は、こちらをまっすぐに捉えている。

サラサラとした艶のある黒髪と切れ長の目が、心に突き刺さるようだ。

綺麗な日本男児。

平成の時代には珍しいほどの硬派な身なりの男性。

その身なりからして、乗務員ではなさそうだ。


「失敬…近くに滞在する者ですが、」

「はぁ」

男性は深くお辞儀をした後、こう切り出した。




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