第5章 フェラをさせて
「こうやって…こすこすって」
触れたところから伝わる熱。
熱くて、硬くて、でも、可愛らしい。
愛らしい。
「もう少し力いれて、こんな感じに」
結城くんは、挿れている時のように乱れていない。
…まだまだ下手くそなのかなぁ、私。
もっと、もっと気持ち良くさせてあげたいなぁ。
「で、皮をたっぷり掴むといいっすよ」
なおもレクチャーは続き、順番は違えど着々と性を学んでいった。
「君、少しは退かないか」
待ちきれなかったのは吉野さん。
結城くんをソファから無理やり降ろして、私に語りかけた。
「次は、咥えてみましょうか」