第5章 フェラをさせて
「咥える…ですか?」
「はい」
吉野さんは、にこりと目を細め、私の頭に手を乗せた。
「それじゃ、先っぽに舌で触れてみてください」
「え」
そそり立つソレに、恐る恐る口を近づける。
舌を出すのが怖い、なんて不思議。
「目を閉じてもいいんですよ」
言われた通りにぎゅっと目をつむり、私は猫がミルクをすくうように
ちょろっと舌を当てた。
「凹凸がありますよね…ここに合わせて舐め上げてください」
吉野さんが言っているのは、おそらく先端の小さく凹んだ部分。
「…っ、」
そこに舌をねじ込むと、吉野さんは甘い声を出した。