第2章 新たな日
【おい、あの子やばくねぇか?】
【めちゃくちゃ可愛いな!あ!目が合った!やばい///】
【あの制服青葉城西の制服じゃん!あんな可愛い子いたんだな~】
当の本人は音楽を聴きながら歩いているため声は聞こえないが、チラチラ目が合う男子生徒に疑問を抱いていた
(なんだろ?なんか制服についてるのかな?)
気になりはしたものの学校に着くまで我慢しようと決め、学校に着くと直ぐに職員室に向かった
『クラスは6組ですね!』
「まあ目立つ奴も少なくて過ごしやすいと思うから頑張って」
笑顔で返事をし、HRのチャイムが鳴ると担任と一緒に教室に向かった
及川「がいないよ~岩ちゃ~ん」
岩泉「うるせ!知るか!」
及川「どこのクラスなんだろ~他のクラスだったらショックで及川さん死んじゃう」
岩泉「死ね!そのまま俺の前に現れるな」
及川「そんなこと言って寂しがる癖に☆」
岩泉「イラ・・さっさと席に付け!!ドスっ」
及川「あ痛っ!」
ガラっと教室の扉が開き担任が入ってくると何時もと同じHRが始まった
「・・出席はOKっと・・よし皆に報告がある、このクラスに新しい生徒が来た、挨拶してもらうから。じゃっ中に入って」
ガラっと開けられた扉に及川の胸はトクンと動いた
制服を着ているせいなのか
昨日会ったとはまた雰囲気が違った
それに昨日はまともに見れなかった顔をまじまじと見ると
やっぱり面影は幼少期の柔らかい表情は残りつつも大人びた顔に及川は口元を押さえた
(めちゃくちゃ可愛くなってる・・やばいでしょこれ)
教室内は雄叫びやら挨拶が飛び交いは笑顔で対応していた
『です。東京の梟谷学園高校から転校してきました!宜しくお願いします!』
ふわりと笑うに周りの男性人悶絶・・
女性人もすごいのが来たと目が点になっていた
「じゃあ席は「ここ空いてます!!」
大きく手を上げ”ココ”と指差しているのは及川だった
『徹君;』
「「「徹君?!」」」
及川の隣の席に荷物を置くと、わさっと人が集まってきた