第4章 夢
翌日
今日HRはいつもと違ってピリピリしていた
その理由は、只今行われている委員会の役員決め
大人気は体育委員、その次は文化祭委員
大体の委員は男女2名ずつで決まる
体育委員は運動部が大体やると決まっている為、運動部の争奪戦になる
そして文化祭委員は兎に角、楽、というのが一番の人気
そんなピリピリした教室の中で文化祭委員を見事勝ち取ったのが及川徹、体育委員はバスケ部が強奪した。
そしてが手を上げたのは・・
【ではさん、保健委員に決定しました】
『やった!』
保健委員は不人気でやる人も居ない為、保健委員のみ1人だけとなっていた
クラス中が静まりかえっているのも気にせず、は一人喜んでいた
その様子を見ていた及川は、すかさず及川がに話しかけた。
及川「えー、なんで保健委員なのー!文化祭委員に立候補してよ~」
及川自身、単純にと一緒が良いと思っていたので保健委員に決まり残念に思ってた。
だがはケロッとした表情で及川に答えた。
『え、やだ、私そーいうの向いてないし』
及川「だからってなんで保健委員?ただボーっと居残りしなきゃいけない委員だよ?」
『分かってないね~それがいいんじゃん!』
他のクラスでは逆にそのの保健委員になったという噂が広まり保健委員争奪戦になっていたのは当の本人は知らない