第2章 新たな日
『いただきますっ』
そんな仕草を遠めから見ていた男性人はため息を吐いていた
【かわいいな~些細なことなのになんであんなに可愛く見えるんだか】
【ちゃんの傍行こうよ!・・あれ?誰か近づいてきてる】
黙々とお弁当を食べているの前に現れたのは岩泉だった
岩泉「なんで一人で食べてんだよ」
『ん・・ゴクン、岩ちゃん、・・だって誰に声掛けたら良いか分からなくて、仕方ないからココで』
岩泉「・・及川か俺を誘えば良いだろ」
『岩ちゃん直ぐ居なくなってたじゃん!それに徹くんは女の子達に囲まれて話しかけれなかったし』
岩泉「・・アホ」
の頭を軽く叩くとも二の腕をパンと叩いて反撃したが岩泉はその手を取り”してやったり”顔をし憎たらしく笑った
『岩ちゃん変わってなくて安心した』
その言葉に掴んでいた手を離しを見るとなんだか浮かない表情だった
岩泉「なんかあったのか?」
『登校初日から?ないない笑、ちょっと思い出に浸っただけ』
岩泉「へ~そうですか」
『返事も軽いな~笑』
お弁当も食べ終え、岩泉とともに教室に戻ろうとした時正面から泣いて走ってくる女の子が目に入った
『あの子泣いてる?』
岩泉「・・・関わると面倒だな」
『でも・・』
通り過ぎるものだと思い壁に寄るとピタッとと岩泉の前で止まった
その行動に驚いただったが岩泉は至って冷静だった
そしてその子が前に歩んでいくとボソッとにしか聞こえない声で話し始めた
【・・あなたがちゃん?】
『えっと・・そうです。』
【及川君は渡さないから】
『へ?』
バッと肩にぶつかりながら走り去っていくよう様子をただ岩泉は黙ってみていた
『なんだったんだろう』
岩泉「・・・さあな」
行くぞと促され教室に戻ると及川の姿は無く、岩泉は”ちょっと便所”とに伝えると去っていった
そしてはクラスメイトの女子とガールズトークをするべく話しかけると意外と周りもフランクに話しかけてくれて大いに盛り上がっていた