第4章 犬猿の仲
「さっ残りはよ食べなっ!」
「急ぎます!」
大量の料理が並んであるテーブルにつくと、両手を起用に使い完食していくアレン。
「大量やな・・」
「ほくきれいからでるから」
「僕寄生型ですから。って言ってんのかな?」
食べる手を止めずに、首を縦に動かし返事をしているアレン。
実際この量、目の前にすると見てるだけでお腹いっぱいなりそー・・
「そんな食べれて羨ましいわ」
あたしは席を立ち上がり自分の食べ終わったお皿と、アレンが完食したお皿を返却口まで持っていく。
何往復かしているうちに、アレンの胃袋に全ての料理が入ったようだ。
「ありまとうごらいます。」
「あははっ
ほんまによう食べるなー」
最後のお皿を返却口へと持っていき、食堂を後にする。
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