第3章 大切な人
「・・・・ッ」
渡された物は小さくなったイノセンス。
こんな小さいくなったイノセンスをずっと握りしめてくれとったん・・?
イノセンス発動!!!!
杖の先に近い部分を持ち自分に向け小さな小さな、キリキリ舞を自分の手首と縛られている腹と足に撃ち紐を解く。
手首と腹、足からだらだらと血が溢れでている。
「せんね”んこお”ぉおお!!」
右手に力が入らなくて左手にイノセンスを持ち替える。
「いい顔してますね~っVv」
そんなあたしを見て楽しいのか声を出しながら笑っている。
「・・・・黙れ」
呟くように言葉がでると左手からすごい勢いで光が溢れ出してくる。
不思議と力がみなぎってくる。
なんでも壊せる気がする。
あたしは負けない!!!!
「うふふVv」
「あぁあああ゙゙!!」
奇声と共に杖を大きく振ると光が満ち一瞬にしてAKUMA達を破壊する。
無我夢中に次の敵・・千年公へと向かって行く。
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