第28章 復活したイノセンス
「く・・っ!!」
なんなんこの人・・!!
危険危険危険!!
ニヤリと笑みを浮かべながらイノセンスを持っていない方の腕を振り上げる。
ドォオン
「痛"・・ッッ!」
吹き飛ばされ壁へと叩きつけられる。
この人本気だ・・手加減なんてない・・!!
本気でやらなコロサレル!!
「なぁあんだ?あんな攻撃もよけれねえぇのかよ。
思ってたよりよえぇなお前。」
「ハァハァ・・ッ」
イノセンスを前に構える。
いつもと違うなーっと余韻に浸る暇もなく、元帥はイノセンスを振り回しながらこちらへと走ってくる。
「いくぜぇええいい、おらぁあああ!!」
「鎌鼬(かまいたち)!!」
直線で走ってくる元帥の妨げになるように、鎌鼬も発生させる。その隙に左へと走りキリキリ舞を放とうと元帥が居る場所を見た瞬間、大きな影が目の前へと現れた。
「おっせぇえなぁあ!!」
ドォオン
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