第28章 復活したイノセンス
「ありがとうマルコ!リーバー班長!」
イノセンスを左手で持ち握手をしようと右手を出す。
発動できてよかった・・!!
さっそく師匠に修行でもつけてもらおっかな~っ
「あ・・あの・・」
「ん・・どした?」
あたしのわくわくした気持ちとは裏腹に、目の前のマルコは下を向いてどこか暗い表情をしている。
イノセンスも無事に発動成功したのにどうしたんやろ・・?
「あの時はすいませんでした!」
「・・・・??」
まてまてまて!!
あの時・・?どの時・・!?何か嫌な事されたっけ・・
差し出した右手は握手される事はなく、深々とお辞儀をあたしに向かってしている。
あかん。わからん。
「・・・・」
「はぁー・・、コイツあの時自分が飛び出したからお前に怪我させたってずーっと落ち込んでたんだぜ?」
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