第27章 静寂な教団
────ラビ
「いだだだだ・・!!」
婦長によって耳たぶを持たれながら司令室へと連行された。おかげで耳たぶが大きく腫れ上がってるさー
鬼だ!鬼だ!鬼だ!鬼が見えるさ!
部屋の中に入ると元帥とリナリー、コムイとリーバー班長とリンクが勢揃いしていた。
クロス元帥は中央庁に呼び出されたみたいで居ないけど。
「さて、みんなに伝えとかないといけない事があるんだけど・・そこ耳隠してくれるかな?真面目な話だから!」
「僕ら真面目に聞いてます。」
びしっと大きく膨れ上がった耳たぶを見て、面白いんだよ!と突っ込んでくるコムイ。右腕が骨折しているのか夢と同じようにギブスで固定している。
そうそう!真面目に聞いてるさ!婦長に言ってくれ!
→