第27章 静寂な教団
「お疲れさまっス神田先輩!」
「やりすぎだお前ら・・」
目をキラキラと輝かせながら綺麗なタオルを神田へと渡すチャオジーと、呆れるように2人を見ながらため息をつくマリ。
これからはチャオジーがティエドール部隊に加入する。神田がチャオジーの事、可愛がってくれたら完璧やな!・・いや、可愛がるなんて事はないか。
「ほんま変な顔やで〜〜・・っ!!」
あははは〜っと笑いながら指を差して笑っていると、あたしの背後から禍々しいオーラを放っている殺気がした。
敵ではない。しかし、完全にあたしの達を喰い殺そうとしているような殺気。
「そこの仕事中毒者とエクソシスト6名・・だぁぁぁれが病室から出ていいと言ったかしら?」
「「「ぎゃあぁあぁあ!!」」」
恐る恐る振り返ると、鬼のような形相をしている婦長によって司令室まで連行されました。
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