• テキストサイズ

聖職者ノ宴【D.Gray-man】

第26章 無力




「アレン・・」




「助かったー・・マジで死ぬかと思ったさー」




「無茶するからだ。ちゃんとしまっとけ。」




「ありがとっ」


壁に寄りかかるようにゆっくりと床へと降ろしてくれた。ボロボロになっている神田がイノセンスを集めて持ってきてくれる。


あたしはそのイノセンスをハンカチに包んでポケットに入れた。


でもまだ安心はできない。あたし達はアレンとlevel4の戦闘を見守る。




カッ



ヘブラスカの方から眩い光がした。痛む身体を起こしながらその方向を見ると、黒い物体がすごい勢いでlevel4の方向へと飛んだ。




「よくもホームをメチャクチャにしたわね。」




「リナリー!?」


リナリーは今、イノセンスが使えない状況のはずだ。なんでダークブーツが発動してるん!?


それになんでここにおるん!?・・いや、ラビと神田も居るから様子を見に来たのか・・


でもなんでヘブラスカの前に・・



















/ 530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp