• テキストサイズ

聖職者ノ宴【D.Gray-man】

第25章 最強の聖職者




────日下部夢


ドォオン


あれからどれぐらいの時間が経っただろう。
きっとそんなに経ってないんだろうけど、苦しい時は時間がすごく長く感じてしまう。


そんな時だった。研究所内に爆発音が鳴り響いたのは。


AKUMA達に抑えつけられ、幾つかのAKUMAが合体してできた巨大なAKUMAの攻撃をモロにくらっているアレンの姿が目に入ってきた。





「アレン・・!!」


自分にかかってきているAKUMAを破壊し、急いで地面を蹴る。


はぁ・・はぁ・・ッ
もう体力がほとんどない。


走りながらチラリと別の方を見るとAKUMAの能力でか、ブックマンが壁に貼り付け状態にされている。


アレンを見るとルル=ベルに殴られた直後のようでイノセンスの発動が解除されている。




「こいつ連れて行く。
14番目が残した資格・・主の前に突き出しましょう。」




「キリキリ舞!」


アレンに当たらないようにルル=ベルとAKUMAに向かって風の刃を飛ばす。直接当たらなくても足止めになれば充分だ。




















/ 530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp