第25章 最強の聖職者
────神田ユウ
ピピピピピピ
[敵襲!!]
ピピピピピピ
鈍っている身体を動かす為、マリと組手をしている時だった。教団内とゴーレムから最高レベルの警報と音声が聞こえたのは。
[エクソシスト及び本部内全団員へ!
第五研究所(ラボ)にアクマ出現。現在エクソシスト3名が応戦中。
元帥及び以下のエクソシストは至急、方舟3番ゲートがある間へ。ノイズ・マリ、ミランダ・ロット―。
探索部隊各隊は室長の指示する位置で待機。]
「ちっ」
アイツの名前が呼ばれてないって事は、もうすでに応戦している3人の中か。
クソ・・ンでこんな時にイノセンス壊れてンだよ!!
元帥も全員呼ばれたって事は、かなり敵の数が多いか強いって事だ。ノアも居た場合・・ッチ。
「夢はもうすでに戦っているな。
神田、お前は来るなよ。自分にできる事を・・夢の事は任せておけ。」
「・・・・行かねェーよ。別に心配もしてねェ。」
「それならいいが・・顔に出ていたからな。」
「ッチ。早く行け。」
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