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聖職者ノ宴【D.Gray-man】

第24章 本部襲撃




「私は変身能力をもつ"色"のノア、ルル=ベル。挨拶はちゃんとしなさいと主人は言うから。」




ニヤリと笑ったアレンの姿をした奴はそっと顔に手の平を添える。手の平から顔が見えると、初めて見た顔の女性が立っていた。


金髪の髪の毛にキリッとした顔つき。褐色の肌の色に額には十字架の印。ノアだ。




「目的は生成工場(プラント)の卵?」




「・・お前は日下部夢か?」




「だったら?」


あたしの質問を無視。


またあたしを狙いに来た・・!?
いやその可能性は低い。研究所に来る理由と科学班の人達を並べているって事はやっぱり・・生成工場の卵を奪い返しに来たとみていい。


あたしは形成している土壁の杖をルル=ベルと名乗るノアに向かって振り下ろした。




「・・・・」




杖は空振り。少し先に移動している。


並べられている科学班の人達を見ると、端から順番に何か審査するように筆で顔にバツの印をつけていく。


印をつけられるとその横に立っているlevel2のAKUMAが踏みつけ、頭が瞑れて血しぶきが舞う。


















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