第22章 真実の愛
ドアを開け入ったのは教団内に幾つかある小さな談話室。
医務室からじゃあたし達の部屋、遠いもんなー・・
真ん中にソファーがあり、その前に丸いテーブルがあり周りは本棚でうめつくされている。明るすぎない小さなランプが読書しやすい環境を作ってくれている。
ソファーに座る神田の横にあたしも座る。
「こっち向け」
頬に手が添えられた瞬間にそっとキスをされた。
神田とのキス・・久々だ・・
江戸に着く前の船以来・・かな?
「ん・・ッ」
舌が入り、濃厚なキスが落とされる。
無理矢理されたキス。口の中を調べるようにゆっくり絡ませるように舐めた後に耳を舐められた。
抵抗すると頬に痛みが与えられる。
”お口の中かなー?”
”言わせてやるよ”
”この女イキやがったぜ”
”十回ぐらいイカせてやろーぜ”
「イヤァア!!」
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