第3章 大切な人
「お前はまだ入団してなかったから知らんだろうが2人は本当に仲良かったんだ。」
「探索部隊とエクソシストが仲良くするとかあり得るんスか?」
エクソシストと任務は一緒にする事はあっても、仲良くなるなんて聞いた事がない。
「夢ちゃんは・・誰とでも仲良くしていたよな。」
「ああ、まだ小さかったから探索部隊や科学班からも可愛がられてたな。」
「・・でも俺、そんな姿見た事ないッス。」
「あの子は変わったんだ。」
次第にご飯を食べる手が止まり、その話に夢中になっていく
厨房の方を確認すると、食べ物をお盆に乗せ席に着く姿が見える。
いつ見てもヘラヘラと笑っているのに・・
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