第20章 失った信頼
────ラビ
「あーちくしょー・・へろへろさ・・」
ドォオオオオオン
俺達が戦っているノアの後ろを、吹き飛ばされている夢の姿。それを追いかける伯爵・・
伯爵・・!!!!
急いで夢の元へ行こうと地面を蹴った瞬間、アレンの真下の地面が光った。
「なんだこの汚ねぇガキは。
少しは見れるようになったかと思ったが・・いや、汚ねェ。拾った時と全然変わらんな馬鹿弟子。」
地面から地上にでてきたのは、鎖が巻き付いている黒い棺桶と上に乗っているのはAKUMA・・?
仮面をつけており、身体はマントで覆われている。
アレンの片足を持ち逆さづりにしている。
「これは対AKUMA武器・・"聖母ノ柩(グレイヴ・オブ・マリア)"・・!
お・・ひさしぶり・・です・・」
「なんだその嬉しそうな顔は。おとそうか?」
クロス元帥・・!!
仮面が外れ見慣れた姿が目の前に広がる。
よかった・・元帥がここで来てくれるのはありがたいさ・・
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