第20章 失った信頼
「これ・・ユウから預かったんさ・・!」
「ありがとう!!」
神田がどうなったかをあたしに言わない・・きっと気を使っているのだろう。
バチンンンッ
ラビの手から小さい状態のイノセンスを受け取ろうとすると、火花が散りイノセンスはこの部屋の外へと飛び出した。
「痛”ッッ!!」
え・・!?
なんで・・!?拒絶された・・!?
「ど・・どうゆう事さ!?」
「さっきのイノセンスだよね~もらおぉ~っとぉ」
「おおっと!あんたの相手は俺さ!
夢!リナリー達と待ってろ!後で取りに行ってやるから!」
急いでロードの前に立ちに行くラビ。
リナリーと男の人があたしを呼んでる声がする。
なんで・・なんでなん・・?
イノセンスがあたしを拒絶した。ラビには拒絶してなかったのに・・
あたしが江戸に置いていったから・・?
怒ってるん・・!?
「夢!!何やってるの!!早く!!」
「エクソシスト様!!こちらへ!!」
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