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聖職者ノ宴【D.Gray-man】

第18章 心の傷




「ほら、早く抜いて。
次はたくさん刺さっちゃうよ?」




「痛"・・ッッ」


左肩に刺さっている鋭く尖ったロウを右手で持ち、ひき抜こうとするも深く刺さっている為になかなか抜けない。


ひき抜こうとする度に、激痛が走る。




「刺さりたいんだ?」




「ハァハァッッ」


早く抜かないと刺される!!


ロードがあはっと笑うと4本の尖ったロウが、頭上に浮遊している。




「1本ずつか4本まとめて、どっちがいい?」




「ハァハァハァッッ!」


高鳴る心臓と冷や汗、左肩に刺さっているロウを抜こうとする度に全身に伝わる激痛に呼吸が荒くなる。




「ねぇ、怖い?」




「ハァハァ・・ッ」




「怖いの?」




「・・・・・ッッ」




「答えてよ。」




ブスッブスッブスッガンッ





「はぁああ"ぁああッッッぐッッ」


不適な笑みを浮かべたロードが見えた瞬間に右太ももと左腹部、右腕に激痛が走った。




















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