第18章 心の傷
「いや!!!!やめて!!」
ティキがいる方と反対側を向き、両手で肩を押し離れようとする。反対側を向いた事によって露出した耳を口の中に含まれる。
ビクッッ
「は・・っアンタ耳敏感なんだ?
感じちゃダメでしょ?敵なんだから。」
「ふ・・ッくッッやあ!!」
耳元で喋られる度に、ゾクゾクした感覚が全身を襲っていく。
「こっちも違うなー、こっちの耳か?」
ぐいっ
首をティキの方へ向けられると反対側の耳の中に舌が侵入してくる。
「ヤ!!イヤ!!やめて!!」
「だーかーら。
イノセンス隠してるのが悪いんだろう?いう気になったらやめてやるって。」
「・・・・」
江戸に置いてきたっていったらどうなる・・?まだみんながあそこに居たとしたら・・
神田がイノセンス置いて行った事を気づいてないとしたら・・
言っちゃダメだ!!
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