第18章 心の傷
「そうこなくっちゃ。まだ言わないでくれよ?
楽しみはこれからなんだからな、お嬢ちゃん。」
不敵な笑みを受浮かべるティキはあたしの団服へと手をかけてきた。
「ふ・・ふざけんといて!!」
「まずは上着から調べねーとな。」
「やめて!!」
手際よく上半身の団服が脱がされていく。
あたしは脱がされないように必死に抵抗するが、全く効果なし。力が入らない・・
ガマン・・ガマン・・
「あー、やっぱりこの服の下に服着てるんだー。
すぐ脱がせてやるからな。」
「ッッ!!」
両手が上に乗っているティキによって踏まれる。腕が動かせなくなっている隙に団服を逆さにしたり、ポケットに手を突っ込んだりしてあたしのイノセンスを探している。
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