第18章 心の傷
「アラVvロード作業ご苦労様でしたVv」
「飴一年分~~
ん?あ!その女の子!!」
「逃がすんスか?」
本当に逃がすのか?あそこまで攻めといて。
ロードが俺達の近くを歩きながら、女のエクソシストを覗きこんでいる。
「まさかVv」
「よねー」
「キミの"お仕事"も戻ってきましたよVv」
「え!?まじスか?生きてた?左腕も!?」
カードの囚人セル・ロロンが言ってた事は本当だったのか・・
あちゃぁ~~
「ピンピンしてましたヨ。
見事に邪魔されましたVv」
「ね~何のハナシ~?」
横を歩いていたロードは千年公の首元へとよじ登り、近くで女エクソシストを眺めている。
横で引っ張られている甘党はぐーすか寝息をたてながら眠っている。
よくこの状況で寝れるな・・
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