第17章 江戸消滅
「・・ハァハァ・・ッ」
だんだんと息が荒くなってくる。
殺気を出している奴がデビット。気色悪い笑い方してんのがジャスデロ。飴を舐めながら凝視してくるのがスキン。
「お・・っ気付いたみたいだ。
包丁使い君が来たな。眼帯君はあっちの女の子ね~」
「おっやっと俺らの出番か?」
「待ちくたびれたよッヒヒ」
「俺が殺る。」
「よろしく。
助けに来てくれたみたいだよ?ボール蹴り君みたいにならなきゃいいな。」
「ふざけんといて!!」
城の上からデビットとジャスデロが消え、スキンは屋根の端っこに移動し構えている。
あたしはティキに捕まった状態で屋根の中心部分へと移動した。
「ライ ライ ライ 雷!!」
「二幻 八花蟷蜋(はっかとうろう)!!」
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