第16章 江戸参戦
ウォオオオオオ
屋根の上へ立つと後ろからパンダとクロちゃんも着いてきている。
相変わらず巨大なAKUMAは呻き声をあげている。
「あそこか・・!」
何人かが屋根の上に立っているのが見える。ここからだと誰がどうなっているのかがよく見えない。
ドンッ
「うおおおッ」
「クロちゃん!?」
咄嗟に叫び声が聞こえたクロちゃんの方を見てみると、2人とも巨大なAKUMAに吹き飛ばされているところだった。
くそ!!
咄嗟にイノセンスをAKUMAの方へと構え、攻撃しようとすると巨大なAKUMAの手の平が俺の前に広がる。
「こんの!」
包みこまれた!!
ヤバイ・・握り潰される!!
「イノセンス発動 聖者ノ詩篇」
「イノセンス発動!キリキリ舞!」
手の平が開き、視界が開けた。
宙に浮いてる・・!?
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