• テキストサイズ

聖職者ノ宴【D.Gray-man】

第16章 江戸参戦




「おっと・・ッ」


立ち上がろうとすると足に力が入らずにヨロけてしまう。久々にこんなに大ピンチさー




「何やっとるアホ!奴をボコボコにするんじゃないのか!
しっかりせぇボケェッッ」




「く・・っくそじじぃ・・
その台詞そのまま返すさッ」


いつもなら跳び蹴りしてきてもおかしくないのに、さすがにヘバっている。息も荒い。


どうにかしねぇーと。




「わしゃ年なんじゃ!」




「反則みてぇに強ェなチクショー。ケガに浸みる・・」


ズレてきたバンダナを片手で直す。
こんなボロボロなるのいつぶりさ・・




「エクソシスト様!!」



!!


少し離れた屋根の上から微かに叫んでいるチャオジーの声が聞こえた。




「まずいっ
あのヤロ・・リナリー達の所に・・!」


俺達を除くエクソシストはリナリーとミランダだけさ。俺と戦っていない隙にそっちへ移動したのだろう。


休憩もさせてくれないさ・・


リナリー達の元へ向かわなければと、痛む身体を無理矢理起こし屋根を伝った。












/ 530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp