第2章 黒の教団
「ちょ・・っ
かんだ?どしたん!?」
肩を掴まれてる為、手で阻止する事はできない。
目線を合わせようと真っ直ぐに神田の方を見てみる。
「偉くあいつに慣れなれしかったな。」
両手であたしの両手首を持ち顔の横の壁へと押しつけられる。
「ちょっ
べっ別に慣れなれしくなんか!!」
そっそりゃ漫画で見たことあるアレンを見れてめちゃうれしかったけど・・
「へぇー」
まじまじと見つめられると自然に目を反らしたくなる。
いつもの透き通った目で見られると余計に・・
神田と付き合って二年程になるけど、その目で見つめられるのが未だに慣れない。
「なんなんよあたし別に~~ッ」
いきなり口を塞がれた。
両手を壁に押し付けられたまま。
舌が絡みついてくる。
チュッ クチュッ
と音を立たせながら・・
だめだ・・
何故か目がトローンとしてきて息が荒くなる。
膝に力がはいんない。
頭がボーっとしてくる。
神田のキスはいつもこんなんだ・・
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